タイ国鉄時刻表(非公式日本版)

アジアンな鉄道ギャラリー①

【第2回2016年8月編】

あじあの香りがする旅の思い出を鉄道の画像とともにお送りするアジアンな鉄道ギャラリー。2回目はタイ。去る2016年6月25日(土)、フアランポーン駅で開業100周年を祝うイベントが行われた。普段は見ることのできない蒸気機関車や王室専用の客車などが展示され大いに盛りあがったようだ。「ようだ=行かなかった」←ここ重要。さてタイ国鉄は年に4回蒸気機関車を走らせている。アユタヤへ片道3時間の長旅。長い…。とある日の夜、蒸気機関車をフアランポーン駅で見かけた。周囲には記念写真を撮る地元民もたくさんいた。アユタヤ帰りの機関車は夜21時頃トンブリの車庫に向けて出発する。ふと「時代錯誤な乗り物だなあ」と思う。けれど、ゆっくりゆっくりジワリジワリと動く機関車🚂は人の魅力を引き付ける何か不思議な魔法をもっているのだと僕は思う。


【第1回2016年6月編】

あじあの香りがする旅の思い出を鉄道の画像とともにお送りするアジアンな鉄道ギャラリー。1回目はマレーシア。イスラムの独特な雰囲気香るこの国の鉄道はいつものんびり。マレー鉄道が運行するこの6両編成の通勤電車はクアラルンプール近郊の都市への足として今日ものんびり活躍中。旅行客の僕としてはまたパトゥーケイブに行きたくなるのであった。
そういえば。ここプトラ駅の近くにもちょっと小さ目のバスターミナルがある。深夜、東海岸の街クアラトレンガヌ行のバスに乗り込んだことがある。長袖を二枚着ても寒いくらいエアコン。さすがに寒すぎて中国人女性が運転手に文句を言ったがオンとオフしかないエアコンらしく朝まで南極だった。到着した街はイスラームの影響が強く、至る所にモスクがあり熱心な信者でいっぱい。そこからローカルバスに乗って名も知らぬ土地へ向かった。午前10時、小さなモスクの横で突然バスが止まる。運転手だけが降りていきモスクへ。何事もなかったかのように戻ってきてバスはまた走り出した。これが宗教なのだと思った。潮風がガンガン吹き込むローカルバスの車内で異国の旅情が楽しめた瞬間だった。


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